柳木が車とぶつかった日
こんにちは、柳木イドムです。
皆さんには記憶にとても残っている1日はありますか?
柳木には今でもよく思い出せるある出来事があります。
今回は、はてなインターネット文学賞「記憶に残っている、あの日」のテーマに倣って「事故にあった日」についてお話しさせて頂きます。
車とぶつかった!
これは柳木が高校生だった時の話です。
その日は放課後だったのですが、用事があったので学校へ向かっていました。
信号の無い横断歩道を渡っていたら、左の方から何か車の様な音が聞こえてきたので、そちらを見ると車がもうそこまで来ていたのです。
柳木は何とか車を避けようと前へ飛んだのですが、足が車に当たってしまい、空中で回転してしまいました。
しかし、驚く事に回転後、10点満点は貰えそうな見事な着地を柳木はしたのです。
恐らくその時はとても動揺していたと思います。
止まった車の運転手に「大丈夫ですが?」と声かけた位でしたから…。
実はすぐ近くが病院だったので「病院へ連れて行く」と運転手の方が申し出て下さったのですが、アドレナリンが出ていたのか、痛みも無かったので柳木は断って学校へ歩き出しました。
当時はこの行動が運転手の方をひき逃げ犯にしてしまう行為だとは知らなかったのです。
足も「多分、大丈夫だろう」と思った柳木は学校へ向かいました。
学校で大騒ぎ
幸運な事に学校も近くだったので、すぐに学校へ着きました。
最初は何となく歩けていたのですが、校舎に入って階段を上っている内に足が痛みだし、壁に手をつかないと歩けない位になってしまいました。
何とか目的の教室に入ったのですが、明らかに柳木の様子がおかしかったので、先生にどうしたのかと聞かれ、事故に遭った事を説明しました。
すると教室にいた先生、生徒は大騒ぎ、当時の柳木は「車に当たった位で…」と思いましたが、今となってはそりゃ大騒ぎするわなと思う様になりました。
すぐに先生が警察へ連絡して下さり、現場検証する事になりました。
運転手の方も柳木が去った後すぐに警察へ連絡されたみたいで、検証中にまたお会いする事になります。
柳木は検証中に歩こうとしていましたが先生に止められ、先生におぶさった状態で検証をしていました。
仕方がないとはいえ、高校生にもなって外でおんぶ状態になっていた事はとても恥ずかしかったです。
しかしまた検証が結構長く、早く終わらせてくれと心の中で何度も思いました。
病院にて
長かった検証が終わり、念願の病院へ行く事になりました。
早速足のレントゲンを撮り、結果を待っていたら連絡を受けた父や、学年主任、担任、副担任といった先生方も沢山来て下さりました。
これだけの先生が来ると「校長先生も来るかな?」と思いましたが来られませんでした笑
こんな事を考えるほどの余裕があり、足の痛みもそこまで酷くは無かったので、来た人はみな安心されていました。
結局、足の骨が折れてしまったみたいで、その日は簡易なギプスをして帰りました。
こうして色々な人を巻き込んだ、柳木の初めて事故に遭った日は終わりました。
今回は「事故にあった日」についてお話しさせて頂きましたが、ここまでご覧頂きありがとうございました。
今回一番記憶に残っている日は何だ?というテーマでしたので考えてみたところ、この初めて事故に遭った日が出てきました。
一見すると良くない思い出の様に見えますが、今となっては笑い話にできるので柳木にとっては良い思い出です。
皆さんも事故にはお気を付けくださいね。
実はその後もよく事故に遭ってしまう、柳木イドムでした。