「怒り」を沸かせるな!
こんにちは、柳木イドムです。
皆さんは怒りによって相手を傷つけてしまった経験はありませんか?
ついカッとなって怒ってしまうと、あとあと後悔してしまう事がありますよね。
今回は「怒りの感情」についてお話しさせて頂きます。
なぜ怒ってしまうのか?
ではまずなぜ怒ってしまうのかについて考えていきましょう。
人が怒る時とはどういった時でしょうか?
例えば、子どもが言う事を聞いてくれない時や、パートナーと喧嘩してしまった時なんかがイメージしやすいと思います。
それぞれ「親子間で約束した決まりを子どもが破ってしまった」「パートナーがデートに遅刻した」などが原因で怒ってしまったのでしょう。
この様に大体の怒りの原因は、自分の思い通りにいかなかったからだと考えられるでしょう。
しかし、この様な事が起きたとしても毎回全力で怒る人はいないと思います。
子どもが悪さをしても、怒鳴らずに優しく諭せる時もあれば、デートで遅れてしまったパートナーに対して、待たされた怒りよりも、相手に何かあったのかという心配の気持ちの方が強かった時もあるでしょう。
相手から受けたのは同じ行為であるのに、怒り狂ってしまう時もあれば軽く流せる時もあるのは不思議ですよね。
我慢できずに怒ってしまう時とそうでない時の違いは、怒る前にイライラしているかいないか、つまり自分の精神状態の違いなのではないかと柳木は考えています。
よくある例えで人が怒る事を沸騰すると言いますが、あれはよくできた表現だと思っています。
この表現の通りに考えると、人の感情は水温として捉え、怒りが爆発した時は沸騰している状態と捉えられる事になります。
水は水温が低いほど沸騰するのに時間がかかり、水温が高ければすぐ沸騰します。
要するに水温が高い水がすぐ沸騰してしまう様に、すぐに怒ってしまうのは自分の感情の状態が怒りに近い状態だったからなのでしょう。
怒りの感情が出てしまうきっかけこそは、こういった自分の思い通りにならなかった事だと思いますが、怒りの感情が爆発してしまう真の原因は、自身の精神状態が良くなかったからだと考えています。
自分の怒りを収めてみよう
先程、怒りの感情が爆発してしまうのは、自分の精神状態が良くないからなのではないか?という事をお話しさせて頂きました。
という事は、自分の精神状態を良くすれば、怒りの感情の出現を抑える事が出来ると思います。
そうは言っても、イライラする時はイライラしてしまいますよね。
そこで怒りを収める為の方法を考えてみましたので、お教えしたいと思います。
怒りを鎮める方法、それは「距離を置く事」です。
怒りの感情を子どもやパートナーにぶつけてしまう前に、イライラしているなと感じたのであれば、物理的な距離を置いてみて下さい。
自分の怒りの感情を高めてしまう原因は炎のような物で、近くにいるとやがて沸騰してしまいます。
距離を置く事で自身の感情の水温が低くなり、怒りの感情が沸騰しにくくなるでしょう。
沸騰しにくくなるくらいの冷静さを取り戻せば、相手を怒りで傷つける事無く、問題を解決できると思います。
怒ってしまう前にクールダウンする事で、心の余裕を持たせて下さいね。
まとめ
・怒ってしまうのは自分の許容範囲(沸点)を超えてしまうから。
・怒らない様にする為にもクールダウンは大事。
今回は「怒りの感情」についてお話しさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
もしカッとなって怒ってしまっても、自分はダメな奴なんて思わないで下さいね。
物質の沸点が違う様に、人の沸点も違うと思います。
イライラしているなと感じたらクールダウンするようにして、少しずつ怒りに振り回されない様になって下さいね。
初めてのデートで一時間以上待たされてしまった笑、柳木イドムでした。