違う意見が許されない世の中
こんにちは、柳木イドムです。
皆さんは自分の意見が他人と違って、自分はおかしいのではないかと思った事はありませんか?
世の中には少数派の意見がおかしいと攻撃される方も居られますよね。
今回は「人と違う事は悪い事なのか?」についてお話しさせて頂きます。
人と違う事は悪い事?
では最初に「なぜ人と違う事は悪い事だと思ってしまうのか?」について考えていきましょう。
皆さんは自分の意見が周りと違っていた為、周りに合わせる様に意見を変えた事はありませんか?
この様に意見を変えてしまう理由は色々ありますが、根底には「人と違う事は悪い事」という考えがあるのだと思います。
しかしなぜ「人と違う事は悪い事」と考える様になってしまったのでしょうか?
それには日本の「人と違う事を許さない風潮」が大きく関わってくると思います。
例えば日本の学校では集団行動を強制させる事がとても多いです。
クラスで何か劇をするとしても、1人1人の意見を聞いていては時間が足りなくなりますので、最終的には多数決で少数派の意見を切り捨ててしまいます。
また最近ではそれぞれ違う答えが出てくるはずの道徳の授業でも、教科書通りの答え以外は間違いとしてしまっている事もあるみたいです。
こうした個を殺した教育が「みんな(多数派)と違う事は間違いだ」という考えを植え付けてしまっているのではないかと考えます。
厄介な事に、この「みんなと違う事は間違い」と言う考えのせいで、自分と違う考えの人を間違いだと攻撃したり、仲間外れにしたりする人が産み出され、そういった方々がさらに人の意見を封じてしまうという悪循環が起きています。
周りの人の「人と違う事は悪い事」という思い込みによって、自分達も「人と違う事は悪い事」と思わされてしまっているのだと思います。
みんなちがって、みんないい
それでは「人と違う事は悪い事なのか?」について、柳木なりの答えをお話ししたいと思います。
答えは勿論「人と違う事は悪い事では無い」と考えます。
先程もお話ししましたが、人と違う事が悪い事と考えてしまうのも、思い込みから来るもので、悪いとされる明確な理由は最初から無かったのです。
嫌われる事を恐れて「人と違う事は悪い事」という事に従っているだけなので、本当はほとんどの人が「人と違う事は悪い事では無いのではないか?」と思っているかもしれませんね。
自分の意見に人は関係ありません。
自分の考えが人と違っても、全く問題無いと思います。
まとめ
・人と違う事が悪い事だと思ってしまうのは思い込みのせい。
・人と違う考えを持っても、なんの問題も無い。
今回は「人と違う事は悪い事なのか?」についてお話しさせて頂きましたが、ここまでご覧頂きありがとうございました。
記事を書きながら気付いたのですが、個を制御する教育をしてしまっている先生も「人と違う事は悪い事」という思い込みの犠牲者なのかもしれませんね。
教科書通りにしないと上から圧力がかかりそうですし…。
集団としての動き方も大切ですが、個を活かす教育もお願いしたいと柳木は考えています。
人と違う事を攻撃しないようにしたい、柳木イドムでした。