鬼の様なガオレンジャーのお話
※この記事は百獣戦隊ガオレンジャーのネタバレが含まれている可能性があります。
こんにちは、柳木イドムです。
この間は節分でしたが、皆さんは豆まきをされましたか?
「鬼は外、福は内」と掛け声を言い、豆をまくと思いますが、柳木は「鬼は内、福は外」とよく間違えてしまいます。
これは柳木が幼少期に見た「百獣戦隊ガオレンジャー」のキャラクターのせいだと思っています。
節分になると、いつも思い出してしまうガオレンジャーなのですが、よくよく考えてみると、この作品は鬼の様な面を持っていた事に気が付きました。
今回はそんなガオレンジャーによる鬼の様な所業をご紹介したいと思います。
ガオレンジャーとは?
百獣戦隊ガオレンジャーはスーパー戦隊シリーズの25作目の作品です。
名前の通り、動物をモチーフとした戦隊で、オルグと呼ばれる鬼と戦います。
今回は鬼の様な所業を紹介しますが、ガオレンジャーは鬼と戦うヒーローです。
スーパー戦隊シリーズのお約束として、怪人を倒したら、その怪人は巨大化して復活し、戦隊は巨大ロボットに乗って怪人と決戦するという話の流れがあります。
ガオレンジャーでは「ツエツエ」という怪人が倒された怪人へ「オルグシード」と呼ばれる種をまき、「鬼は内、福は外」と掛け声をかけて復活させます。
柳木は、このツエツエの掛け声が耳に残って、節分の時に困惑しているんですよね。
柳木が見たのは子どもの頃の一回だけですので、話の内容はあまり覚えてはいませんが、面白かった記憶はあります。
子ども泣くぞ…
まずはガオレンジャーの番組が子どもにトラウマを植え付けた、鬼のような衝撃の展開のお話をします。
それは31話の「百獣戦隊、全滅!!」です。
タイトルからしてヤバいですね。
内容はパワーアップしてしまった敵の「ウラ」にガオブルー、ガオイエロー、ガオブラック、ガオホワイトの4人が次々と倒されてしまいます。
仮面が割れて、素顔が見えた状態でガオの戦士達が次々と倒れていくシーンは生々しく、とても怖かったですね。
パワーアップしたウラはとても強く、生き残ったガオレッドとガオシルバーも戦いを挑みますが、全く歯が立ちません。
柳木も当時見ていた記憶があり、とにかく怖ろしく、とても絶望的でした。
最終的には強力な新しい味方、ガオファルコンの力で勝つ事が出来、倒れた四人の仲間も無事復活しました。
しかし、柳木稚児の心の傷はなかなか復活しませんでした。笑
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親も泣くぞ…
ではガオレンジャーによる親泣かせな、ある物のお話をします。
それはガオレンジャーのロボットの玩具である、パワーアニマルシリーズです。
これまでスーパー戦隊の作中に登場する巨大ロボットは最初の一つとパワーアップしたロボットがいくつか出るだけで、一つの作品で販売される巨大ロボットの玩具も2、3個ぐらいでした。
ガオレンジャーでも、まずは最初の合体ロボットである「ガオキング」が発売されました。
このガオキングは五つのパワーアニマル(動物型のロボ)が合体したものです。
しかし、ガオレンジャーの作中では次々と新しいパワーアニマルを登場し、最初の五体のパワーアニマルと入れ替わるように合体し、ガオキングがどんどんパワーアップしていきました。
すると、テレビ放送に合わせて、新しく出たパワーアニマルの玩具もどんどん販売されました。
その結果、ガオレンジャーは例年よりも玩具が多くなり、全部そろえるにはお金がかかるようになりました。
新しいパワーアニマルが登場すると、子どもからすると欲しくなるのは当然ですが、毎月のように新しい玩具が発売されたので、当時の親御さんは大変だったのではないかと思います。
まさにガオレンジャーのパワーアニマルシリーズは、親泣かせな鬼のような商法だったのかもしれませんね。
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今回はガオレンジャーによる鬼の様な所業についてお話しさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
二つほど鬼の所業と紹介させて頂きましたが、ガオレンジャーを貶めるつもりは全くございません。
とっても格好が良く、柳木も好きな作品ですので、そこは誤解が無いようにお願いいたします。
緑好きだから、ガオグリーンがいなくてちょっとガッカリした、柳木イドムでした。