ドット絵は「芸術」だ!
こんにちは、柳木イドムです。
皆さんはドット絵をご存知でしょうか?
柳木はドット絵が大好きで、ドット絵は製作者の努力や工夫が隠されている芸術だと考えています。
今回は「素晴らしいドット絵」についてお話しさせて頂きます。
ドット絵とは?
ドット絵を語る前にドット絵を詳しく知らない方へ説明をさせて頂きます。
ドット絵とは昔のゲームでよく使われていた、目視でピクセルが判別できる位の荒い絵の事です。
因みに柳木のアイコンもドット絵ですね。
コンピューターのディスプレイ等は、小さな正方形がたくさん集まって構成されています。
この小さな正方形の事をピクセルと呼びぶのですが、コンピューターの絵はたくさんのピクセルの1つ1つが色を出して表現しているのです。
なかなか説明が難しいのですが、正方形のブロックで作れそうな絵と認識して頂ければ幸いです。
分かりやすいで賞
まず1つ目にお話しさせて頂く素晴らしいと思ったドット絵は「スーパーマリオブラザーズ」のドット絵です。
このスーパーマリオブラザーズはファミコンのソフトで、今のゲームと違ってデータの容量の制限がありました。
なのでマリオを始め基本的なキャラクターは全て16×16ドットで描かれていました。
クリボー(栗)やノコノコ(亀)といったキャラクターでしたら、16×16でも何とか描けそうではありますが、人を16×16で描けと言われると難しいですよね。
そんな中でパッと見て人だと分かるマリオのドット絵は素晴らしい物なのですが、マリオのドット絵の神髄は別にあるのです。
それはマリオのデザインにあります。
皆さんはマリオがなぜあのようなデザインなのか考えた事はありますか?
帽子にヒゲ、正直カッコイイデザインではないですよね。
しかしそれにはとても大事な意味があったのです。
実は帽子やヒゲはマリオがどちらを向いているのを分かりやすくしています。
もし2頭身にデフォルメしたとしたら頭を描くスペースは8ドットしかありません。
そんな中ではっきりと顔だと分かるだけでなく、プレイヤーにとって大切な情報である方向が分かるデザインに仕上げているのですから、まさに神業ですね。
スーパーマリオブラザーズではこの様に良く考えられている部分が沢山あります。
もっとお話ししたいのですが、長くなるのでまたの機会にさせて頂きます。
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美しいで賞
そしてもう1つ柳木が素晴らしいと思っているドット絵は「ポケットモンスター金・銀」のポケモンのドット絵です。
こちらはなぜ素晴らしいのかと言いますと、なんと全ポケモンそれぞれ「4色」で描かれていたからです。
例えばピカチュウでしたら白黒と黄色と赤、リザードンでしたら白黒とオレンジと紺色と言った感じです。
最初に全てのポケモンが4色で描かれている事を聞いた時は「うそだ~」と思っていたのですが、よく見ると本当に4色である事に気付き、とても驚きました。
こちらもマリオ同様、データの容量の節約の為に4色しか使わなかったのだと考えられます。
4色だけで立体表現がされていたりと、まさに芸術作品といっても過言では無いと考えております。
是非「金銀 パルシェン」で画像検索してみて下さいね。
4色とは思えませんよ。笑
今回は「素晴らしいドット絵」についてお話しさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
今の容量の制限が無い中でのドット絵も素晴らしい物なのですが、柳木は容量が無い中での製作者の努力や工夫に美学を感じております。
ゲームと言えば、面白さが注目されがちですが、デザインの面も是非注目してみて下さいね。
実はアイコンの絵が4色な、柳木イドムでした。