「ため息」は幸せを呼ぶ?
こんにちは、柳木イドムです。
ちょっと疲れてしまった時に、ため息がつい出てしまいますよね。
「ため息をつくと幸せが逃げる」という話がありますが、果たして本当なのでしょうか?
今回は「ため息がもたらす効果」についてお話しさせて頂きます。
ため息は幸せを呼ぶ?
何だか、ため息ってつくと幸せが逃げるとか言われていて、良いイメージが無いと思う方もおられるとでしょう。
しかし結論から言いますと、ため息はついても大丈夫です。
それどころか、実はため息をつくと良い事が沢山あるみたいです。
それではため息をつく事で得られるメリットについてお話ししたいと思います。
1つ目のメリットは「自分のコンディションが把握できる」という事です。
そもそもなぜ、ため息が出てしまうのでしょうか?
ため息が出てしまう時って、身体や心が疲れている時ですよね。
身体や心が疲れていると筋肉が固くなったりして、呼吸が浅くなってしまいます。
さらに呼吸が浅くなると、体中の酸素が少なくなり、自律神経が乱れ、体の不調となってしまいます。
要するに我々は体中の酸素不足を解消するため、大きく息を吸えるように、ため息をはいていたのです。
実はため息は咳やくしゃみと同じ身体の防衛反応で、自分達に身体の不調をアラートしてくれていたのですね。
ため息が出てしまう事で自分が体調不良であるのが分かる、これが1つ目のメリットでした。
ではもう1つのメリット「自律神経を整える」という事についてお話ししたいと思います。
先程、体中の酸素不足によって、ため息が引き起こされる事が分かりましたね。
それならば、ため息をつくという行為によって、酸素不足を解消し自律神経を整え、その結果、身体の不調が良くなる事も理解出来ると思います。
こう考えると今まで幸せが逃げるからといってため息を我慢していたのも、逆効果だったのですね。
息を長く吐き、リラックスして自律神経を整えていきましょう。
不幸を呼んでしまう、ため息の仕方
ため息が身体と心に良い事が分かりましたね。
しかし、ため息にはデメリットもあります。
まず1つが「姿勢が悪くなる」という事です。
試しにため息をついてみて下さい。
「ふうーーー」
恐らく前かがみになって、猫背になってしまったのではないでしょうか?
この姿勢だと、人に良い印象を与える事が出来ませんね。
でも大丈夫です、ため息を吐いた後に大きく背筋を伸ばしながら息を吸えば、キレイな姿勢になる事が出来ます。
姿勢が悪くなって印象も悪くなってしまわない様に注意ですね。
そしてもう1つのデメリットは「人に嫌な気持ちをさせてしまう」という事です。
例えば貴方が誰かと仕事のお話をしたとします。
なかなか意見が合わずに話し合いは難航してしまいました。
ひとまず話し合いを終える事にして、貴方が去ろうとしたら…「はぁーー」と相手のため息が聞こえてきました。
その時、貴方は何を思いましたか?
「なんだ自分が悪いのか?」と思ってしまうかもしれませんね。
この時、相手はただ疲れただけで貴方への悪意は全くなかったのですが、ため息を聞くと不安になってしまうのも不思議ではありません。
ため息は疲れた時に出てしまいます、人前でため息をついてしまっては相手に「貴方のせいで疲れた」と不快に受け取られてしまうかもしれません。
ため息は人前で余りつかない方がいいかもしれませんね。
まとめ
・ため息は良い事だらけ、我慢せずについても大丈夫。
・姿勢を悪くしたり、人前でつく事には注意する。
今回は「ため息がもたらす効果」についてお話しさせて頂きましたが、いかがだったでしょうか?
柳木も「ため息をつくと幸せが逃げる」という話を信じ、ため息をつかない様に我慢していました…。
もしかしたら人前でため息をつかせない為の教えだったのかもしれませんね。
心置きなくため息をついていきましょう!
記事を書き終わって「ふぅ」とため息をついた、柳木イドムでした。