恨むぞ、平賀源内
こんにちは、柳木イドムです。
皆さんには好きになれない偉人の方って居られますか?
子どもの頃の柳木はこの時期になると、ある偉人を思い出して恨めしい気持ちになっていました笑
今回は「柳木が嫌いだった偉人」についてお話しさせて頂きます。
恨めしい男
それでは早速柳木が嫌いだった偉人の話をしたいと思います。
柳木が嫌いだった偉人、それは「平賀源内」という方です。
平賀源内さんは江戸時代の学者で、静電気を起こす装置であるエレキテルを復元した事が有名ですね。
柳木はエレキテルを発明したと勘違いしていました笑
源内さんは非常に勉強家でそういった部分は見習わなければならないと思うのですが、源内さんのある行動が子どもの頃の柳木の恨みを買ってしまったのです。
その行動とは「土用の丑の日にウナギを食べるのを推奨した事」です。
こちらの行動のいきさつを説明させて頂きますね。
今でこそウナギは夏によく食べられていますが、本来のウナギの旬は冬なのです。
旬では無い夏はウナギが売れず、ウナギ屋さんが困っていました。
そこで源内さんは「丑の日という事をお店の前に書けばいいのでは?」と助言されたのです。
なぜ丑の日なのかというと江戸時代には丑の日には「う」の付く食べ物を食べるのが良いという迷信があったみたいです。
結局、源内さんの助言が功を制し、今日まで土用の丑の日にはウナギが食べられる様になりました。
この男さえいなければ…
子どもの頃の柳木は、この土用の丑の日にウナギを食べる事を推奨した平賀源内が嫌いでした。
理由は勿論、ウナギが嫌いだったからです。
大人になった今でこそ、普通に食べる事は出来ますが、子どもの頃は結構苦手でした。
小骨が口の中でチクチクするのが嫌だったり、味が好きでは無かったり、友人が喉に骨が刺さって大変な目に遭ったりしたというのが苦手だと思う理由です。
歴史の平賀源内を学び、平賀源内がウナギを食べる事を推奨した話を知った時は、とてつもない怒りを覚えました。
平賀源内がウナギを食べる事を推奨したせいで、毎年強制的に食べさせられるのではないか。
平賀源内がウナギを食べる事を推奨しなければ、土用の丑の日にウナギを食べる文化が無かったのではないかと思っていました。
まあざっくりいうと「余計なことしやがって…」という理由で子どもの頃の柳木は恨んでいたという訳です。
今回は「柳木が嫌いだった偉人」についてお話しさせて頂きましたが、ここまでご覧頂きありがとうございました。
子どもの頃は相当恨んでいましたが、大人になりウナギが美味しく感じる様になって、今は恨みの感情は全くありません。
せっかく食べるのですから、嫌な気持ちは捨て去って美味しく頂きたいですね。
それでも小骨が口の中で刺さって痛い思いはしてしまう、柳木イドムでした。